2019.07.15コラム
“便秘”に悩んでいませんか?便秘が起こる原因と便秘にならないためのポイント
たくさんの人たちが悩んでいるといわれている便秘。しかし、その便秘の多くは生活習慣が原因で引き起こされているため、まずは便秘の原因になっている生活習慣を改めることからはじめましょう。そこで今回は、便秘の種類をはじめ、便秘が起こる原因、最後に便秘にならないためのポイントをご紹介します。
■便秘とは
3日以上排便がない、また、毎日排便があるのにもかかわらず残便感がある状態のことを便秘といいます。体質や環境により人それぞれ個人差がありますが、食べ物の消化から排便までにかかる時間はおよそ24時間といわれているため、腸が正常に動いていれば1日に1回は排便できることになります。
【便秘の種類】
便秘には、大きく分けて「器質性便秘」と「機能性便秘」の2種類があります。
器質性便秘は腸の病気などが原因で引き起こされるもので、多くの人が悩んでいる慢性的な便秘は排便機能の異常などが原因で引き起こされる機能性便秘です。
さらに機能性便秘には、以下の3タイプに分かれます。
・弛緩性便秘
筋力の低下などが原因で便が出しにくくなります。弛緩性便秘の特徴として便意は感じられるけれどお腹が張ってしまうといった症状があります。
・直腸性便秘
便意の我慢などが原因で直腸に便が到達していても便意が伝わりにくくなります。子どもに多いのがこのタイプです。
・痙攣性便秘
ストレスなどによる自律神経の乱れが原因で引き起こされます。残便感、便秘と下痢を繰り返す、便が少量しか出ない、便が硬くころころしているといった症状があります。
■なぜ起こる?便秘の主な原因がこれ
もしかすると、便秘が引き起こされる原因は身近なところにあるかもしれません。以下に当てはまる人は一度、生活習慣を見直してみましょう。
・便意の我慢から
便意があるのに時間がないといった理由で排便を我慢したり後回しにすると、便意がなくなり腸の動きがストップします。これを繰り返すと便意が感じられなくなってしまいます。
・運動不足から
便を押し出すためにはお腹の筋肉(腹筋)を使うため腹筋が弱いことも便秘の原因の一つになります。腹筋を強化すると便秘解消につながるかもしれません。
・ストレスから
仕事が忙しい、体を休める時間がない、人間関係がうまくいかないなど日常生活をしている上での小さなストレスが積み重なると自律神経の乱れが起こり便秘の原因になることも。
・食物繊維不足から
食物繊維とは腸内で腸壁を刺激して便意を促したり便を適度なやわらかさにする役目を持っています。この食物繊維の不足も便秘の原因になります。
・水分不足から
水分不足も便秘を引き起こす原因の一つです。とはいえたくさんの水分を摂取すれば良いわけではなく、適度なやわらかさの便にするためには食物繊維も一緒に摂りましょう。
・薬の影響から
日常的に刺激が高い下剤を使用していると、そのうちに効果が薄くなる→使用量が増える→また効かなくなりさらに強い薬へとエスカレートするケースも。薬だけに頼るのは避けましょう。
■便秘にならないためのポイントを教えて!
その1.毎日朝食をとる
毎日しっかりと朝食をとることは便意を促すきっかけづくりになります。
その2.食事に注意する
栄養バランスが良い食事を心がけ食物繊維はたっぷりと摂ってくださいね。
その3.水分を摂る
便秘を改善するためにも水分補給は大切です。起床時にコップ1杯の水を飲むと◎。
その4.適度な運動をする
腹筋を鍛えるだけでなく腸に刺激が与えられるお腹のマッサージも効果的です。
その5.排便リズムを掴む
規則正しい生活はもちろんのこと毎日時間を決めてトイレに座る習慣をつけましょう。
いかがでしたか?
健康的な生活を意識することは便秘を改善するために最も大切なポイントになります。生活習慣を見直してスッキリとした毎日を送りましょう!
参考URL
http://benpi-onayamiguide.com/type/
https://www.biofermin.co.jp/nyusankin/benpi/
http://www.kusurinofukutaro.co.jp/service/column/25.html
【記事作成者】
プライベートジムKING
プライベートサロンQUEEN
代表:田原 陽平